中学受験の闇を暴く

中学受験の闇を暴く

合格できる計算力を磨くには?

すごくいい例題です。

実際誰でも時間をかければ理論上解けます。

 

2018年灘中 1日目の3番

 

4個の整数a,b,c,dがあり,bはaより1大きく,cはbより1大きく,dはcより1大きいです。a×b+b×c+c×d+d×aを計算すると2400になるとき,aは□です。

 

これは難関中を受ける受験生に取っては基本問題になります。

 

しかし、ほとんどの生徒にとっては応用問題に近く、気合いと根性で見つけることになるでしょう。

 

少し得意なコなら

a×b+b×c+c×d+d×a の四つが大体同じくらいなので

2400÷4=60とし、25×25=625なので、それより小さい22.23.24あたりを当てはめて答えを導くと思います。

 

こういう気合いと根性の計算力はかなり大事です。合格ラインギリギリの時にどれなら当てはめて答えを出して凌げるのか。

これはすぐに身につきません。

計算力がないと諦めてしまいますね。

 

少し難しいがなんとか解けそうな問題でしか最後の計算力は養えないものです。

 

カッコよく解くならこんな感じ。

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集中力と計算力がついてよいものです。