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受験理科は理系科目なのか?①
結論は理系科目ではありません。
恥ずかしながら私も小学生の時の得意科目は算数と社会でした。
しかし、高校、大学とバリバリの理系。
なぜ、そんな乖離がうまれるのかは暗記が苦手だからです。
理解しなければ覚えられないんです。
では、分野別に見ていきましょう。
生物分野 ほぼ暗記
もちろんコツはありますので、これもいずれYouTubeにアップするか、ブログで書いて行きます。特に植物と人体の暗記量は減ります。
地学分野 ほぼ暗記ですが、皆さん月が何時にどこにいるのかが苦手なようですが、これもまたどこかで説明します。覚えるような内容ではありません。
強いて言えば、計算は星・太陽・月の動き、地層、地震くらいです。
化学分野 半分暗記 半分計算
水溶液の性質など覚えていないと解けません。
残りの最悪分野!!これこそ私が一番イラッとする説明が多い分野です。そう、物理です。
物理分野 これはテキストを見る限り暗記に近く、説明を放棄したものが多く、、な感じです。
その問題点について取り上げていきます。
力学分野(てこ、浮力など)
この分野は誰も言わないのでこの場で言いますが、まじめに大学受験をしたことありますか?と言いたくなるレベルのオンパレードです。
高校でまともに物理を学ぶとニュートンさんが教科書の最初の数ページで教えてくれます。
絶対力学は物体個々に考える。
力の向きを考えながら
①場の力②接触力③慣性力
を描き入れる。
あとは運動方程式やエネルギー保存則などを使う。
これを中学受験ver.にすると
力は物体個々に考える。
力の向きを考えながら
①物体の重さ②接触力
その後は、①力の釣り合い②てこの式(モーメントの式)を作る
まともな先生はこう教えるはずなのですが、こう教えてる人に出会ったことがありません。
そういう講師は原理が分からないので、覚えろ。とか訳の分からない説明をはじめ、力の向きを考えず、また、てこ自体の重さを忘れてもケアレスミスとか言い始めます。はっきり言うと終わってます。
てこ自体の重さ忘れるって、、何も分かってない。って言うのが本音。二つしかない一つを忘れるって、おいおい。
また、何もわからないので、モーメントの式から立て始めます。
普通は計算が簡単なつり合いから考えるのが常識です。
もっと闇は続いて行きます。続きは次のブログで。
算数の勉強方法に正解がある②
前回の続きです。
結論はテキストの例題を繰り返し出来るまで復習する。大量に問題を解かないことです。
最悪なのは例題も出来ないのに宿題をやろうと何時間も問題集と睨めっこし時間を無駄にすることです。
やり方は以下の通りです。
I、その問題が解けるまで繰り返す。
II、出来るようになってから確認用にテキストに付いている類題を解き確認(この段階でスラスラ解ける)
これだけで十分です。出来ない子こそ少ない問題を解き出来ることを増やしてください。
1週間のカリキュラムが組まれているのが大半の塾だと思います。例題ができ、時間があれば塾の問題やテストの過去問に手をつけてください。iPadがあれば出来ない問題を写メしてストックしておくのが理想的ではあります。
合言葉『解き散らかすな、解き散らかすのは時間の無駄』
③レベルに合わないテキストで勉強していないか
四谷大塚には予習シリーズというテキストがあり、例題にも難しい問題があったりします。
偏差値45以下の生徒に一生懸命教えても理解は出来るが自力では解けません。
これも時間の無駄です。基本問題集の例題からスタートし繰り返すことをオススメします。
算数の苦手なお子さんを持つ保護者は家庭でも教えています。という面談でのお話をよく聞きます。その事は素晴らしいのですが、やっている問題が身の丈に合っていないことが多々あります。大人には簡単に見えるものも子どもにとってはハードです。
算数の勉強法には正解がある①
算数が入試で一番大切なのはご存知だと思います。
算数の勉強をしているが伸びない生徒はやり方を間違えています。合不合でどんな子でも偏差値60くらいまでは出ます。
問題点を並べます。
①計算力がない
偏差値40代の子はどの学年でも計算力がありません。学校のドリルでも公文でもよいので量をこなして下さい。必ず毎日コツコツやりましょう。一気に成長することはありません。
簡単なものでよいのでスピードと正解率に気をつけてください。一つ学年の下のものからスタートすることをオススメします。あまりに時間がかかるのであれば学年を下げる勇気も大切です。
厳しいことを言うと、計算はできて当然。スピードだけが命です。
②復習しない、できない
週毎のテストに追われ、復習が出来ていないと思います。大学受験にも使える話ですので良く聞いてください。
理系科目は大量に問題を解く意味は偏差値65以上の生徒くらいしか意味がありません。
この事は塾業界の闇です。
保護者は沢山プリントをもらい、沢山解説して貰えれば、しっかり指導してもらっていると思い、クレームが減り塾としては楽なのです。
指導しても出来ないと保護者は子どもの努力が足りない。と思い。もっと問題を解かせようとする。負のスパイラルが完成です。
これが成績が上がらない一番の理由です。
算数の苦手な子をお持ちの保護者の方に実験して頂きたいことがあります。
数ヶ月前に習ったテキストの例題をランダムにやらせてみてください。ほぼ出来ません。
では、どうすれば良いのかは長くなったので次の記事に書きます。
まずい点数の取り方②
中学受験は沢山の学校があり、全ての学校の傾向を把握するのはまず難しい。ここに落とし穴があります。
多くのテストは学校別にはなっていません。
偏差値50の中学でも、算数が難しい。理科が難しい。など千差万別です。
総合偏差値が同じくらいの生徒の場合
国語が苦手で算数が得意な子が算数の難しい偏差値50の中学に受かる可能性は高く、国語が得意で算数が苦手な子は受かる可能性が低くなります。
それが落とし穴。自分が志望校する学校の問題は早めに見ておくとをオススメします。
四谷大塚の過去問サイトを利用すれば無料で見ることが出来るので是非見てください。
志望校と同じ偏差値くらいの中学の過去問と複数年度比較すれば難易度はわかると思います。
まずい点数の取り方①
正直に話します。受験前から90%以上の確率で合否を当てることができます。
もちろんラッキーパンチは起きますが、注意して欲しいことを書いておきます。
それは良く算数理科社会の週毎や5回分など狭い範囲のテストで起こることです。
理科がわかりやすいのでこれを例に取りお話します。
例えば大問が4つあり、てこ、水溶液の性質、星、植物が出されたとしましょう。
てこ3点、水溶液が20点、星22点、植物が20点で65点偏差値55だとします。
この子の偏差値は50もありません。
入試頻出のてこが出来ていないの、これはピンチです。
しかし、保護者は偏差値出てるし問題ないよね。と思い。
講師は偏差値出ているので気が付かないことがあります。
ここからが大事で、この生徒は暗記分野は出来るが考える計算問題が出来ない可能性が高いのです。
てこ、水溶液の性質、星、植物のうち計算メインはてこ。後は全て暗記分野です。
暗記分野だけで点数を取る生徒は偏差値が出ていても落ちます。
せっかく時間もお金もかけて勉強するのなら結果が出るようにしたいものです。
受験は親の力なのか?
共働きの方も多いと思います。隣でお父様お母様が毎日塾の宿題や復習を夜遅くまでみるのは現実的ではないが、三者面談などで「受験は親の力」など言われどうしたらいいの?という保護者の方が多いと思います。
実は親がすべき事はたった2つです。
①子どもの体調管理
いくら賢い生徒でも所詮は小学生なので、食の管理とメンタルのフォローは必ずしてあげてください。特にメンタルは講師や友達には見せられない部分があるので、耳を傾けてあげてください。
そんなこと当然だと思われると思いますが、子どもはかなりストレスがかかります。周りの子どもは遊んでいる中何時間も毎日勉強すれば、おとなでもおかしくなるので注意してあげてください。
②自分の好きな科目だけ勉強していないかチェック
子どもに勉強させると自分の好きな科目だけしている事が多いです。受験は総合点なので点数の取れない科目を作ると偏差値以上に不利になります。
どうすればいいのかは簡単で、毎週のように試験があると思います。そのデータを元にどこが出来ていないのかを把握し、これをやりなさい。優先順位を決めてあげてください。
灘、開成などの超トップ校を余裕で受かる生徒以外計画して勉強している生徒を見たことがありません。
保護者がどうしても無理となれば、塾の先生に弱点を聞いてみるのも一つです。
各科目毎に聞いてください。
ここから闇の部分。
全科目把握出来ている講師は大学入試で偏差値60以上(旧帝大クラス)の大学を卒業している講師であれば出来るかもしれない特殊能力です。
その理由はセンター試験で5教科勉強し、自身の受験でバランスを考え勉強した経験があり試行錯誤しているからです。
また、科目専門を取っている塾は特に他の科目が担当科目の講師より出来ても上から口出しするなと言われる、ヤバい世界です。